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2018年8月

2018年8月31日 (金)

『ナツメグの味』

 河出書房新社 ジョン コリア著 
 翻訳:垂野 創一郎,小池 滋,吉村 満美子,和爾 桃子

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その73。

 ジョン コリアはイギリスの作家(1901-1980)

 これも面白い短編集だった。なかでも「ナツメグの味
魔女の金」「夜だ!青春だ!パリだ!見ろ、月も出てる! 」が
よかった。

2018年8月30日 (木)

『不埓な人たち―ハシェク風刺短編集』

 平凡社 ヤロスラフ ハシェク著 飯島 周 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その72。

 ヤロスラフ ハシェクはチェコのユーモア作家(1883-1923)

 なかなか面白い短編集だった。特に「不道徳なカレンダー」とか
プラハの橋の通行税集金人~」「精神医学上の謎」。

2018年8月24日 (金)

『失われてゆく、我々の内なる細菌』

 みすず書房 マーティン・J.ブレイザー著  山本 太郎 訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その71。

 著者は微生物学教授。
  
 抗生物質が与える悪影響について。ちょっとしたことでも使ってしまうとか、家畜を太らせるために使うとか。結果、耐性菌が増え、また常在菌が減り、いろいろな病気の、肥満とか逆流性の食道炎とか、原因になっているようだと。ただ知りたいのはどうしたらいいか、ということ。医者に行ったときに抗生物質を最低限にしてもらうことはできたとして、肉を食べないようにするには、あるいは問題ない肉を食べるには、どうしたらいいのか? EUの肉には成長促進を目的とした抗生物質は使用禁止とか。

2018年8月23日 (木)

『つつましい英雄』

 河出書房新社  マリオ バルガス=リョサ 著  田村さと子 訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その70。

 マリオ バルガス=リョサはノーベル賞作家らしい。1936年生まれのペルーの作家。

 これも面白かった。独特の書き方をしているけど慣れるし、慣れるとわかりやすくなる。

2018年8月22日 (水)

『ポーランドのボクサー』

 白水社  エドゥアルド・ハルフォン著 松本 健二 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その69。

 エドゥアルド・ハルフォンはグアテマラ出身の作家。1971年生まれらしい。

 ここ数年で読んだ本の中では『すべての見えない光』と並んで素晴らしい作品と思う。ユダヤ、ジプシー、インディオ、パレスチナ等、虐げられている人々の短編集。だからかもの悲しいというか、哀愁というか、そういう感情が心に残る。だからといって暗すぎることもなく、なんだか惹きつけられる。他の作品も読んでみたいが、日本語訳が出ているのは今のところこれだけのようだ。少なくとも14作品はあるようなのに。

2018年8月21日 (火)

『横道世之介』

 文春文庫 吉田 修一  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その68。

 あまり期待しないで読み始めたのだが、面白かった。そんな終わり方?

2018年8月20日 (月)

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』

 小学館文庫 デボラ インストール 著 松原 葉子 (翻訳)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その67。 

  実に良かった。ロボットのタングがかわいらしい。

2018年8月18日 (土)

『すべての見えない光』

 新潮クレスト・ブックス アンソニー ドーア 著 藤井 光 翻訳
 
 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その66。

 ここ数年でいちばんかもしれない。読むのをやめられない。つい読み急いでしまうが、それはもったいない。

2018年8月17日 (金)

『僕の名はアラム』

 新潮文庫 ウィリアム サローヤン著 柴田 元幸 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その65。

 サーバーといい、作家の子供のころの話は、不思議な親戚と隣人が出てきて面白いな。『パパ・ユーアクレイジー』もすごく参考になった。

2018年8月16日 (木)

『世界しあわせ紀行』

 ハヤカワ・ノンフクション文庫 
 エリック・ワイナー 著  関根光宏 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その64。

 オランダ、スイス、ブータン、カタール、アイスランド、モルドバ、タイ、イギリス、インド、アメリカの10カ国で「しあわせ」について調査した本。いろいろな考え方があって、たいへんに面白いし、参考にもなる。

2018年8月15日 (水)

『息の発見』

 学研M文庫 五木 寛之 著 玄侑 宗久 著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その63。

 呼吸の話だな。世の中では腹式呼吸が身体にいいと言われているようだが、人によってはそうとは限らない。いろいろ試して自分に合ったものを取り入れようと。あと、歳をとれば、かつて適したものが適さなくなることもあるという。ちょっと実感するところがある。

2018年8月14日 (火)

『残り全部バケーション』

 集英社文庫 伊坂 幸太郎  (著)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その62。

 表紙とタイトルに惹かれて手に取ってしまった。とはいえ、だいぶ前に伊坂 幸太郎の長編を読んだときはもうひとつピンと来なかったので不安もあったのだが。面白かったな。展開も。登場人物も。伏線も。『バイバイ、ブラックバード』『死神の精度』も楽しめた。

2018年8月13日 (月)

『ノアの羅針盤』

 河出書房新社 アン タイラー  著 中野 恵津子 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その61。

 アン タイラーは1941年生まれのアメリカの小説家。

 最初の方はなかなか読み進められなかったが、途中からすんなり読めるようになって楽しめた。

2018年8月12日 (日)

『究極の身体』

 講談社+α文庫  高岡 英夫  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その60。

 著者は1948年生まれ。いろいろと身体の研究をしてる人みたい。

 何か説得力があった。

2018年8月11日 (土)

『地図と領土』

 ちくま文庫 ミシェル ウエルベック 著 野崎 歓 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その59。

 ミシェル ウエルベックは1956年にフランスで生まれた小説家。

 いや、いっきに読んでしまった。

2018年8月10日 (金)

『猫と庄造と二人のおんな』

 新潮文庫 谷崎 潤一郎

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その58。

 谷崎 潤一郎(1886-1965)小説家

 庄造と品子のリリーに対する思いに共感できる。

2018年8月 9日 (木)

『猫は魔術師』

 竹書房 『ねこ新聞』 (監修)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その57。

 いろいろな人のエッセイが、どれもよかった。猫との接し方はそれぞれかもしれないが、猫が旅立つと、きれいさっぱりという人はやはりいない。いかに寂しさとつきあっていくかを考えていくのだな。

2018年8月 8日 (水)

『アブサンの置土産』

 河出書房新社 村松 友視 著 

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その56。

 村松 友視 1940年生まれの作家

 あまりねこと関係のない話もあったけど、楽しめた。そうだよなあ、なんて泣いてしまったシーンも。

2018年8月 7日 (火)

『猫だましい』

 新潮文庫 河合 隼雄  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その55。

 いろいろな猫の話が面白かったが、最後の大島弓子の漫画が特に。

2018年8月 6日 (月)

『ゲーテに学ぶ幸福術』

 新潮社   木原 武一  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その54。

 著者は1941年生まれの評論家だとか。

 『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』とはちょっと違う感じで良かった。ときどき話そっちへ行っちゃうの? という感じだけど。

2018年8月 5日 (日)

『猫怪々』

 集英社文庫 加門 七海  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その53。

 加門七海は1962年生まれの小説家、エッセイスト。

 久しぶりの加門七海だったが、ほぼいっきに読んだ。共感できるところ多かったな。猫に対する姿勢というか。

2018年8月 4日 (土)

『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』

 草思社 フランツ・カフカ 著、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
  頭木 弘樹  翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その52。

 カフカ:チェコ生まれ(1883-1924)
 ゲーテ:ドイツ生まれ(1749-1832)

 『絶望名人カフカの人生論』がしっくりこなかったので、読むのを躊躇したのだが読んでみたら面白い。ゲーテもネガティブを踏まえた上のポジティブだし。カフカの魅力もこちらの方がわかるような気がする。

2018年8月 3日 (金)

『ナバホへの旅 たましいの風景』

 朝日新聞社 河合 隼雄

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その51。

 河合 隼雄は心理学者(1928-2007)

 著者の本を何冊が読んだけど、これにいちばん興味を持てた。

2018年8月 2日 (木)

『グアテマラの弟』

 幻冬舎文庫 片桐 はいり

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その50。

 片桐 はいり は1963年生まれの女優。

 時系列がわかりにくいところはあったけれど、とても面白かった。『わたしのマトカ』も楽しめた。

2018年8月 1日 (水)

『自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND』

 ダイヤモンド社   渡辺 健介  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その49。

 実にいい。答えの作り方がわかるし、押さえておくポイントもわかりやすく説明されている。データは誰かの有利になるように作られていることもあるし、ときにはマスコミが悪用されたりするし、科学者でさえ予算目当てに真実でないことを主張しているかもしれない。先入観の危険性についても語られている。

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