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2018年7月

2018年7月26日 (木)

『食べたいほど愛しいイタリア』

 新潮文庫 アレッサンドロ ジェレヴィーニ

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その48。

 アレッサンドロ ジェレヴィーニはよしもとばななの作品などをイタリア語に翻訳していたりもするらしい。1969年生まれ。

 軽い読み物がいいときにはグッド。『いつも心にイタリアを』の方は今ひとつだったかな。

2018年7月25日 (水)

『旅をする木』

 文春文庫  星野 道夫  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その47。

 星野 道夫は探検家で写真家(1952-1996)

 真剣に100年後の地球のことを考えたら、経済活動のかなりの部分が中止か大幅な変更になるんだろうな。目の前の利益を取るか、子子孫孫のことも考えるか。目の前の利益のことはおバカでもわかるが、100年後のことは豊かな想像力がなければわからないのかも。そんなことを考えさせられたのであった。
 『イニュニック 生命―アラスカの原野を旅する』も素敵な本だった。

2018年7月24日 (火)

『ニャンコトリロジー』

 河出書房新社 和田 誠  著
 
 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その46。

 著者はイラストレーター、エッセイスト、映画監督(1936-  )

 結構感動した!

 和田誠の本はたいてい面白い。『旅のスケッチブック』もよかった。

2018年7月23日 (月)

『猫のつもりが虎』

 文春文庫  丸谷 才一 著  和田 誠 イラスト

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その45。

 丸谷 才一(1925-2012)。小説家、翻訳家、随筆家など。

 ちょっと面白くて、ちょっと知識が増える短い話。何か気軽に読みたいときにいい。

2018年7月22日 (日)

『脳科学は人格を変えられるか?』

 文藝春秋 エレーヌ フォックス著  森内 薫 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その44。

 著者は心理学者、神経科学者。

 ネガティブな心の動きとポジティブな心の動きは、それぞれ別の回路が担当しており、そのバランスが、その人をその人たらしめる。

 ネガティブなとらえ方ばかりしているとネガティブな回路が強化されてしまうが、ポジティブにとらえるようにしたり、訓練をすることでポジティブな回路を意図的に強化することもできる。

 というようなことなどが書かれている。そうは言っても、ネガティブな人がネガティブを脱するのはとても難しい気がするが、そう考えている時点で、すでに相当なネガティブ回路が出来上がっているということか。

2018年7月21日 (土)

『〈わたし〉はどこにあるのか: ガザニガ脳科学講義』

 紀伊國屋書店 マイケル・S. ガザニガ 著 藤井 留美 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その43。

 ガザニガは1939年生まれのアメリカの心理学者。

 頭のどこかに〈わたし〉がいるわけでもなく、リーダーがいるわけでもなく、いくつものモジュールに分かれていてそのときに優勢だったモジュールが〈わたし〉 になるということか。それでもなんとなくひとりの〈わたし〉がいるように感じられるのはインタープリター・モジュールがつじつま合わせをしているから、ということか。では、なぜ、あるモジュールが優勢になるのか? そこがよくわからないが、過去の経験の積み重ねがモノをいうということか。となると、いったんついてしまった癖というか性格はどんどん強化されていくことになりそうな気がするが。であれば、この癖直そうとか、ちょっと性格変えたいな、というような発想はどこから来るのか? 

2018年7月20日 (金)

『猫といっしょにいるだけで』

 新潮文庫 森下 典子  著

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その42。

 著者はエッセイスト(1956-  )

 読んでいて安心できる内容で、じんわり心にしみる感じ。猫の良さ、不思議さが伝わる本。

 猫は出てこなかったと思うが『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』もよかった。

2018年7月19日 (木)

『良心をもたない人たち』

 草思社文庫 マーサ スタウト 著 木村 博江 翻訳
 
 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その41。

 著者はアメリカの心理学者。1953年生まれ?

 やりたい放題やったうえで同情を引くような言動をする人には気を付けるべし、と。
 あと、25人に1人がサイコパスって怖いな。

2018年7月18日 (水)

『「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか』

 CCCメディアハウス  クリス・バーディック著、夏目大 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その40。

 クリス・バーディックはフリーランスの科学ジャーナリストらしいが、あまり情報がないかも。

 普段の生活にも役立つような興味深い話が満載。

2018年7月17日 (火)

『しらずしらず――あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』

 ダイヤモンド社 レナード・ムロディナウ 著、水谷 淳 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その39。

 レナード・ムロディナウ(1954-  )アメリカ生まれの物理学者らしい。

 意識はしていないけど、他人の言葉やBGM、天気などの影響を受けてしまう。あるいは、意識はしていないけど、都合よく記憶をでっちあげたり、変えてしまう。いろいろなものを分類することは有益なことが多いが、ときとしてそれが(意識しないうちに)先入観や偏見につながる。グループを作ればグループ間の争いが起き、差別も生まれる。というようなことが書かれている。

2018年7月16日 (月)

『私の暮らしかた』

 新潮社 大貫 妙子

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その38。

 大貫 妙子(1953-  ):ミュージシャン。

 ちゃんと主張のある本だった。原発についても結構言及していてびっくりするくらい。

 お父さんの戦時中の体験は、多くの人が読むべき話だ。

2018年7月15日 (日)

『低地』

 新潮社 ジュンパ ラヒリ 著 小川 高義 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その37。

 かなり歯を食いしばらないと読み続けられなかったけど、読む甲斐はある。生きていくのに参考になるフレーズがある。

2018年7月14日 (土)

『ブルックリン・フォリーズ ハードカバー』

新潮社 ポール オースター 著  柴田 元幸 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その36。

 著者は1947年生まれのアメリカ人小説家。

 後から出版された『闇の中の男』を先に読んだ。久しぶりのポール オースターだったが、ぐいぐい引き込まれた。ふんわりとしたエンディングだったがよかった。で、次に『ブルックリン~』を読んだわけだが、こっちの方が好きになった。なかなか素敵なフレーズもいくつか出てきたし。

2018年7月13日 (金)

『大晩年 老いも病いも笑い飛ばす!』

 中央公論新社  永 六輔

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その35。

 1933-2016。本を書いたり、歌詞を作ったり、ラジオをやったり。

 『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』でリリー
・フランキーが「親が死んで、死への恐怖が和らいだ。身近な人が
に行って待ってくれてるんだから」というようなことを言っていた。
阿川佐和子の会えばドキドキ―この人に会いたい〈7〉』では城山
三郎の娘が「母親が先に逝ってくれてよかった。父が安心して
逝ける
から」というようなことを言っていた。この本でも「親しい人た
ちが
先に行ってるんだから、自分は後から行けばいいだけのこと。
そう考
えるようになって死を怖いと思わなくなった」というようなことを
っていた。死への恐怖を軽くするには、こうした考えがいいように、
自分にも思えた。

 思いがけず清志郎も登場してびっくりした。まあ、ちょっと考えれ
ば永 六輔と清志郎のつながりは合点がいくわけだが。

2018年7月12日 (木)

『マリス博士の奇想天外な人生』

ハヤカワ文庫 NF キャリー・マリス著、福岡 伸一 翻訳

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その34。

 1944年生まれのアメリカ人、生化学者。ノーベル賞ももらってるん

ですな。

 科学者も結局は予算を獲得せねばならなくって、真実が追及されて

いるわけではないという指摘やエイズの真相が興味深かったな。

2018年7月11日 (水)

『読む海外旅行―マヌーが出会った「ちょっといい話」』

 サンマーク出版 山下 マヌー 著  安西 水丸 イラスト

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その33。

 山下 マヌーは旅をして文章を書く人のようだ。

 前回と同じく、安西水丸のイラスト目的で見てみた。ラスタマンの

話はよかったな。

2018年7月10日 (火)

『ひさしぶりの海苔弁』

文藝春秋 平松 洋子 著  安西 水丸 イラスト

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その32。

 平松洋子は1958年生まれのエッセイスト。
 安西水丸はイラストレーター、作家(1942-2014)

 安西水丸のイラスト目的で見てみたのだが、おいしそうな料理がい

ろいろ出てきて文章の方も楽しめた。

2018年7月 9日 (月)

『阿川佐和子の会えばドキドキ―この人に会いたい〈7〉』

 文春文庫  阿川 佐和子 (著)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その31。

 1953年生まれだそうな。

 清志郎との対談が収録されていると知って手に取ってみた。「君が

代」のエピソードは面白かったな。他にはパラパラと見て興味を持て

そうな対談相手のところだけ読んだけど、布施明の話も面白かったし

井上紀子城山三郎の娘だそう)もよかった。

2018年7月 8日 (日)

『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』

 扶桑社 みうらじゅん   (著) リリー・フランキー (著)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その30。

 みうらじゅんは1958年、リリー・フランキーは1963年に生まれてい

るようだ。

 タイトルだけ見ると重そうだが、読めば気が楽になる言葉があちこ
ちに。

 このあと『さよなら私 』(角川文庫、 みうら じゅん著)も読んだ
のだが、こちらは私には響かなかったな。

2018年7月 7日 (土)

『短編を七つ、書いた順』

 幻戯書房  片岡義男 (著)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その29。

 東京で1939年に生まれたらしい。昔は1940年生まれと言っていたよ
うだが。西暦に換算するときに間違えていたというのは本当なのか?
まどっちであれ、それぐらいに生まれたことは確かなのだろう。

 最近の片岡義男の小説は、いくつかのパターンがあるように思う。
小説を書くことになった主人公が、日々の生活やたまたま体験したこ
と、目にした何かを「これは小説になるだろうか」と自問自答する過
程を描いたものとか。主人公の職業も、小説家、翻訳家、写真家、編
集者、のどれかであることが多い(かつて、どこかで「自分の内にな
いものなど書けない」と言っていたような気がするので、必然的に自
分の体験とか、直接見聞きしたことが題材になるのかもしれない)。
正直「またか」と思うことがないでもないけど、それでも読んでしま
うのはなんでかなあ。文章に惹かれるのか。
 ただ今回の短編集は、目新しさはない気がするのだが「またか」感
がなかった。ここ最近の作品ではいちばんストレートに楽しめたと思
う。

 内容は
 「せっかくですもの」「固茹で卵と短編小説」「花柄を脱がす」   
 「なぜ抱いてくれなかったの」
 「エリザベス・リードを追憶する」「ある編集部からの手紙 」 
 「グラッパをかなりかけます」

 片岡作品はかなり読んでると思う。昔読んだ作品も当時は「いい雰
囲気だから」、「読んでいて気持ちいいから」という理由で楽しんで
いたのだが、片岡義男がその作品を書いた年齢に自分がなって、ある
いは超えて読み直すと、けっこう深かったりもして。

 願わくば、もう一度、広いアメリカ大陸を舞台にした作品を読んで
みたいな。主人公は高齢者にして。あるいは日本が舞台でも、おじい
さんのツーリング、とか。

2018年7月 6日 (金)

『英国一家、日本を食べる』

 亜紀書房 マイケル・ブース、 寺西 のぶ子

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その28。

 イギリスのジャーナリスト(フードとかトラベルとか)。年齢は
非公表なのかな?

 単純に面白かったし、食事について考えさせられるところもあっ
た。

 2年くらい前に出た『限りなく完璧に近い人々 なぜ北欧の暮らしは
世界一幸せなのか?』
もかなりおもしろかった。

2018年7月 5日 (木)

『新編 不穏の書、断章』

 平凡社ライブラリー フェルナンド・ペソア(著) 澤田 直 (翻訳)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その27。

 ポルトガルの詩人、作家(1888-1935)

 難しいところもあるのだが、なんだか好きだ。心に響く言葉がちり
ばめられている。(詩集ではない。)

2018年7月 4日 (水)

『夏の嘘』

 新潮クレスト・ブックス ベルンハルト シュリンク (著)
 松永 美穂 (翻訳)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その26。

  ドイツの小説家であり、法学者でもあるらしい。1944年生まれ。

 7つの短編どれもよかったが、特に後半の3つが好き。いちばん
印象的だったのは「南への旅」。歳とってからのことを考えるとき
に参考になる?

 内容は
 「シーズンオフ」「バーデンバーデンの夜」「森のなかの家」
 「真夜中の他人」「最後の夏」
 「リューゲン島のヨハン・セバスティアン・バッハ」
 「南への旅」

 ヒットした『朗読者』はパラパラと見てみたのだが読む気になれ
なかった。今のところの最新作『階段を下りる女』は、なんとなく
惹かれて読み続けてしまう。えっ? そんなエンディングなの? 
という感じだった。

2018年7月 3日 (火)

『少女ポリアンナ』

 岩波少年文庫 エリナー ポーター (著) 谷口 由美子 (翻訳)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その25。

 アメリカ合衆国の小説家(1868-1920)。

 子供向けだったが、よかった。要は、考え方次第でネガティブから
脱却し、ポジティブになれる、という話だけど、それほど押しつけが
ましくもなかったし。読めばちょっと前向きになれる、と思う。

2018年7月 2日 (月)

『たんぽぽ娘』

 河出書房新社  ロバート・F・ヤング (著), 伊藤 典夫 (編集)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その24。

 アメリカ合衆国のSF作家(1915-1986)。

 あまり読まないSFだけど、わかりにくい用語もあまりなく、
なかなか楽しめた。「たんぽぽ娘」いちばんよかったかな。

 内容は
 「特別急行がおくれた日」「河を下る旅」
 「エミリーと不滅の詩人たち」「神風」「たんぽぽ娘」
 「荒寥の地より」「主従問題」「第一次火星ミッション」
 「失われし時のかたみ」「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」
 「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」
 「スターファインダー」「ジャンヌの弓」

2018年7月 1日 (日)

『男たちの好日』

 城山 三郎 (著)

 今まで読んでよかったな、と思えた本の記録。その23。

 長編。3人の男の生き方と死に方。生き方は選べたとしても、死に
方を選ぶのは難しいかな。

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