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2014年11月 1日 (土)

なぜそこに

 先日、ある坂を初めて上った。道幅は狭く、急であった。見上げると白い壁があり、一見行き止まりに見える。たぶん、どちらかに折れ曲がっているのだろうと思い歩き続けた。

 予想は当たり、左にほぼ直角に曲がっていた。右には小さな階段があり、小道があった。地元民しか知らないような小道なのか、民家に通じているのかは定かではなかった。

 右にある小さな階段の、左側(坂の上側)の壁は、二段構えになっていた。下の壁は、上ってきたときに突き当たる白い壁の延長上になっているのだが、少し低くなっている(とはいえ1メートル以上の高さはある)。その壁の屋上部分に長方形のスペースが少しあって
、その奥に上の壁が作られていた。上の壁と下の壁の間のスペースは、奥行き30センチ弱くらい、幅は2メートルくらいか。

 たぶんほんとうはちょっとした花壇なんだろう。小道の脇の花壇。白い壁に花が映えるのだろう。日当たり良かったし。猫が並んで昼寝でもしていたら、かわいい光景になっただろう。

 でも、そこにいたのは人であった。男の人が寝ていた。仰向けで寝ていた。そのスペースから、少し身体がはみ出していた。

 日当たりが良くて気持ちいいにせよ、少しでもうっかりしたら、落ちてかなり痛い思いをするだろうに。下手したら、壁から落ちたあと、そのまま坂の下まで転げていくかもしれないのに。

 スリルを求めていたのだろうか。

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